美容に関したよもやま話など

小顔治療(エラボトックス)

記事公開日
2011年7月25日(月)

ボトックス』という名称は耳にすることが多くなってきたと思います。また、「ボトックス=シワ治療」と思われている方が殆どだと思います。

しかし、ボトックスは必ずしもシワ治療という訳ではありません。

本来、ボトックスは神経と筋肉の伝達をブロックすることで筋肉の動きを止める薬です。同様に神経と汗の腺組織の伝達もブロックするので『ワキ汗』も止めることもできます。

それでは何故小顔治療に「ボトックス」が有効なのか?小顔治療といっても基本的に『エラ(下顎角)』が張っている人に有効な治療です。エラの出っ張りは骨による場合と筋肉による場合があり、筋性のものに非常に効果があります。

顔を大きく見せるエラはスーパーアスリートの筋肉のようなものです。

歯ぎしり、食いしばり、ガムや固いものをよく食べるため筋肉を無意識のうちに筋トレして鍛え上げており、この隆々とした筋肉がエラ張りの原因となります。
・・・ということは??そうです!筋トレを止めれば筋肉はしぼんでいくため小顔になります。だから『ボトックス』なのです。

それでは症例をご紹介いたします。

<症例>36歳女性

固いものを食べるのが好きで、好んで固いものを食べていたそうです。

術前

エラの部分が張っており、顔の下半分が大きく、ホームベース形しています。   

施術後3ヶ月

エラの部分が小さくすっきりとしました。小顔美人の出来上がりです。

施術後は咬筋という噛む時に使う筋肉の力が入りにくくなるので、固いものを食べるのが嫌いになったそうです。また大好きだった固いものをあまり食べなくなったため、ダイエット効果もあり、周りの方には誰にも気付かれること無く、皆に奇麗になったと言われるそうです。

手術ではなく、簡単な注射治療だけでここまで変化を得ることができるのがエラボトックスの特徴です。先日2度目のエラボトックス治療を施しましたので、また数ヶ月したらその後の経過をお届けしたいと思います。

  • ☆ 歯ぎしりがひどくて朝起きるとこめかみやアゴが疲れている
  • ☆ 顎関節症でお困りの方
  • ☆ 噛み合わせが悪く、歯が割れてしまう
  • ☆ 誰にもばれずに小顔治療をしたい方

にもエラボトックス治療は有効です。