眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)症例写真追加1
- 記事公開日
- 2011年7月15日(金)
『眼瞼下垂症』
『眼瞼下垂』は巷では「がんかんかすい」、「がんかかすい」、「まぶたかすい」など色々と呼ばれているようですが、正確には『がんけんかすい』と読みます。
2008年に「ためしてガッテン」で紹介されたり、女優の高畑淳子さんが眼瞼下垂の手術を受けたことを告白されたことでこの病気の認知度も急に上がったのではないでしょうか?
当院の『眼瞼下垂症』診療ページも本日リニューアルしました。症例写真も追加したので簡単にご説明いたします。
<症例>58歳女性
右目は半分程しか開いていません。視野の上半分はほぼ見えていない状態でした。視野確保のため頑張って目を見開き、無意識のうちにおでこの筋肉を補助的に使い、目を開こうとしています。これにより右眉毛は挙上されおでこに小ジワを沢山みとめ、目の上も凹んでしまいます。お化粧をする時に左右の眉毛の高さが違うことが気になっていたそうです。
右まぶたを挙上する筋肉が弱っていたため前転(強化)手術をしました。まぶたを楽に開けられる様になったため、無意識に動かしていたおでこの筋肉の動きがなくなりました。これにより左右眉毛の高さが揃い、おでこのシワも改善しました。眼瞼下垂手術は病的な症状を改善するだけでなく、印象も良くなったと思いませんか?術後3ヶ月のためまだ腫れもありますが、時間の経過とともに自然な目になります。
『眼瞼下垂症』はまぶたが開きにくくなる病気です。自分が眼瞼下垂かどうか簡単にチェックする方法をご紹介します。
- ①おでこにシワが増えてきた。
- ②左右の眉毛の高さが違う。
- ③肩凝りや首凝りが強い。
- ④頭痛がひどい。
- ⑤眠そうに見える。
まぶたのたるみなど気になる方、『眼瞼下垂症』を参照してみて下さい。
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